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こんなことってあるの? [視覚障碍者としてのあれこれ]

こんにちは、gonanaです。
先日、私の所属している視覚障害者団体のメーリングリストに、以下のような投稿がありました。
投稿者の方によると、最近その方の自宅の近くで道路工事があり、大型トラックが道をふさいでいたため、作業中の人に誘導をお願いしたところ「白杖の意味を全く知らなかった」という人に3回ほど連続して遭遇したそうです。
その方は、白杖を見せても作業員が「この色に何か意味があるのですか」と言われたことで、大変ショックを受けたそうです。
私がこの投稿を読んだ時は、そんな人もいるのかと少なからず驚きましたが、その後同じメーリングリストに別の方から、他にも自分が視覚障害者であると正しく認識してもらえなかった体験についての事例の投稿がありました。
その方によると、例えばタクシーに乗った時運転手さんから「あっ、目が不自由なんですね。私はてっきり足が不自由かと想いました」と言われたり、駅では窓口で介助を頼んだら「しばらくお待ちください」と言われてかなり待たされた挙句、駅員さんが車いすを持って現れ、その方が視覚障害者であるが足には何の問題もないと説明してやっと視覚障害者と認識してもらえたなどといった体験をされたそうです。
また、「白杖SOS」という、何か困った時に白杖を高く上げて助けを求めるというポーズがあるのですが(これについてはいつか機会を見つけて改めて書きたいと思います)、その投稿者の方が以前デパートのインフォメーションの場所がわからず、白杖を上げたものの反応がなく、それならと白杖を上げながらくるくる回していたら、インフォメーションの人が来て「あぶないからやめてください」と中尉を受けたため、その方が事情を話したところやっと視覚障害者であることに気付き対応してくれたということもあったそうです。

私はそれまで、世間の人々は白杖を持った人は程度の差こそあれ視覚に何らかの障害を持った人であるという認識をしているものと思っていましたし、自分自身が視覚障害者になる前の私もおおむねそのような認識でした。
そして、そういった認識を持つようになったのは誰かにそう教えられたのではなく「なんとなく、いつの間にか」だったと思います。
今回、先ほども書いたような事例を知り、私のそういった認識が通用しない場面があることに大変驚きましたが、これも私も含めて障害者についての正確な知識やコミュニケーションのしかたについてのノウハウがまだまだ不足していることの表れなのかもしれません。
今後は、多くの人に様々な障害や障害者に対する正しい知識を知ってもらうことはもちろん、私も含め障害を持つ人々自身が積極的に情報を発信していくことがますます重要になっていくのではないでしょうか。
私も、将来的には視覚だけでなく様々な障害者自身が幅広く情報発信を行えるような場で仕事ができるようになれたらという希望を持っていますし、このブログも何らかの形でその小さな足掛かりにでもできたらと思っています。
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